11月20日(火)

朝6時過ぎに船内放送が入りました。
「6時半より船首デッキを解放します。」

何のためのデッキ解放なのか何も言わない放送です。わからない人は「何のこっちゃ。」です。船内の新聞にも書いてないし、テレビでも何も触れていません。
船内の「航路図」を見た人だけが、「ジュラシックパークのモデルとなったココ島の周囲を一回りします。」という掲示を見て知っていた状態です。私も同室の人から聞くまで知りませんでした。このへんのアナウンスはもう少し丁寧にしてほしいところです。

中米海域を航行中。海図によると、ココ島を通過するのがわかります。(鉛筆でやじるしついてます。)

島を回るという行動は予定にないことで、船長が突然判断してサービスしてくれたようです。しかも、反時計回りと時計回りの2回島を回ってくれました。窓のある部屋にとっては、どちらサイドからでも島が見えて、良かったのではないでしょうか。(もちろん窓のない私たちにはあまり関係ないのですが。)
ココ島は、海洋学者のクストーが「世界で一番美しい島」と言ったこともあるという島。海域の生物も豊富で、世界遺産にも登録されています。住人は、もともと住んでいた人以外は認めないのだそうです。(ということは、これから人口は増加?減少?)

ココ島。うん、恐竜でそうな雰囲気あるね。
それらしい鳥も飛んできます。けっこう大きい。

夜、テレビでは映画「ジュラシックパーク」をやっていました。毎日の映画も、寄港地や近隣の国にちなんだ映画を選んでいるのですね。

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サンホツリーさんの「麻薬への新たなアプローチ」
麻薬を合法化することによって、利権や闇組織の収入源を断ち、しかも麻薬依存の人も減らすという考え。ちょっと一概に賛同できないけど、「オランダはマリファナを合法化しているけど、アメリカよりもマリファナ常習者比率が低い。」という事実も、言われてみれば確かに間違いないのだろう。
でも、「オランダはマリファナを合法化しているので、完全に取り締まりをしている日本よりも常習者比率が高い。」と表現すれば、また雰囲気が変わってきますね。論拠として何を使うかによって、賛成反対どちらも説得力を持つもの。ここは気をつけなくちゃ。
それでも、合法化してしまったオランダなら、悪い組織の収入源になったりその食い物にされたりという問題(犯罪)は、なくなります。いろいろな視点で考えることは必要です。

午後はセビジャーナスの練習が2回。それから「コスタリカの自然について」の講座。英語とスペイン語の先生レオはコスタリカ出身。レオの説明でコスタリカの生物多様性について学びます。

続いてウクレレクラブ。今日は「涙そうそう」を練習。
いつもは1回やったら次に進むのに、今日は何故か納得いくまで繰り返し。
中身の濃い練習ができました。

夕方からセビジャーナスの個人練習にお付き合い。なんとなく講師に近い扱いになった関係で、時々個人練習の相手を頼まれます。今日も1人と短時間の練習。その合間にケーナの練習をしたり、なんだか忙しいなあ。

セビジャーナスの練習後、今度は絵本作り。今日もMさんは来ない。まだアルパカの呪い(食あたり)が解けないらしい。Sさんと2人で2時間ほど作業。

麻雀大会表彰式。船内はいろいろな企画で盛り上がっています。

作業をしていると、いろんな人から「何やってるの?」と声をかけられたり、「頑張ってるね」と励まされたり、悪い気はしないかな。隣のテーブルでは若者たちがトランプに打ち興じています。今夜も平和な船内です。

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